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構造生物学研究センターとは

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  • 沿革

2006年10月       SAIL-NMR研究グループ(甲斐荘正恒)、名古屋大学での研究活動を開始

2007年2月1日    構造生物学研究センターが理学研究科附属として発足

2007年5月        首都大学東京から移設した3基のNMRの運用を開始

 

  • 構造生物学研究センターが目指すもの

名古屋大学の生命科学研究:    

名古屋大学における生命科学研究は独創的な研究で国際的にも高く評価されてきました。近年は分子生物学的な研究で国内の生命科学研究をリードし指導的な立場を築いてきました。しかし生命科学研究の進展によって、多くの研究分野で蛋白質分子(複合体)の機能をその立体構造に基づいて解明することが必要となり、そのための研究手法を導入する必要が痛感されており、各研究グループは独自に具体的な模索を開始しています。

研究拠点が必要:

構造生物学的研究手法を多くの生命科学の研究室で採用できるようにするためには研究拠点(センター)がどうしても必要です。センターは、生命科学の研究者にとっては手法開発の専門家との接触や、国際標準の装置の共用を可能にし、また構造生物学の専門研究者にとっては孤立することなく国際水準の生命科学研究に参画することが可能となります。

4つの柱と 関連分野:

当センターは、(1)X線蛋白質結晶学、(2)クライオ電子顕微法、(3)蛋白質NMR法(特にSAIL法)、(4)計算科学の4つの分野の専門研究者や装置を戦略的に整備します。また、X線小角散乱、光学顕微法=細胞イメージング、蛋白質試料調製法など、重要な関連分野については、学内に有力な研究グループがある場合には、それらの活動もセンターに結集するようにします。こうして多くの手法を組み合わせて使える環境を整備します。

21世紀の生命科学:  

4つの柱を整備してこそ、21世紀に生命科学が直面している課題に挑戦することが可能となります。例えば、蛋白質の静的な構造だけではなくその動態を計測しメカニズムを解明すること、蛋白質複合体である個々の分子装置の構造と機能を理解するだけではなく、それらを連結、輸送する細胞内でのネットワークを解明することです。

センターの機能:  

センターでは、専門研究者グループは最先端の研究手法の開発研究を行い、また学内外の既存の生命科学研究グループから持込まれた課題の解決に共同であたります。また、構造生物学研究手法を身につけたいと希望する若手研究者・大学院学生の教育・訓練を行います。

センターの組織:

センターは、居室、研究スペース、装置で研究グループの枠を設けないオープンラボとし、ラボスペースと装置も共用としてセンター外の研究者に開放します。こうして手法開発の専門家と生物学の課題を持つ研究者が現場で自由に接触し議論することが可能となります。刺激的知的雰囲気を何より大事にします。

実績:  

当センターは2007年2月に発足し、JSTおよび名大の支援によって蛋白質NMR法に関する整備はすでに進行しています。2007年5月から首都大学東京より移設した3基のNMRの運用を開始し、それを使って甲斐荘グループ、前田グループが研究を開始しています。また、生命理学科と生命農学科の共同のグローバルCOE事業の実施機関となっています。しかし、センターを整備し自分たちも使いたいとの声は理学・農学の枠を超えて広がっています。すでに生命農学科、工学研究科、医学研究科の研究グループとの連携をとっており、共同研究も開始しています。

当センターは当面、理学研究科附属としますが、条件が整い次第全学研究センターへの改組をめざします。同時に東海地区の拠点としての役割を担います。

概念図2013.gif
 

 

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